【EDH】コラム 新旧コジレックの差別化について
2020年8月3日毎日、コジレックでエゴサーチを掛けているがその中でちょくちょく検索に掛かるワードがある。
2種類の中でジェネラルにするならどちらの方が強いかというツイートだ。
某天使屋では4年前のゲートウォッチの誓い発売段階で言及されていた。
"
《大いなる歪み、コジレック》をジェネラルにしたらどうか?
という意見もあったが、
テストプレイを何度かしてみて、
元祖のほうの《真実の解体者、コジレック》のほうが、
安定した勝ちとドローだった。
《大いなる歪み、コジレック》は威迫(1体でブロック不可)があるので、
ジェネラルダメージは狙いやすさがあるものの、
滅殺が無い分だけ制圧力に欠け、決定打となりにくい。
元祖コジレックの滅殺4は1回でも殴れたら、
そのアドバンテージは大きいため、
新コジレックのほうではいささか力不足だった。
"
参考文献: https://cardshop-serra.com/material/column/6706
それでは各コジレックのテキストを確認してみよう。
Kozilek, Butcher of Truth / 真実の解体者、コジレック (10)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、カードを4枚引く。
滅殺4(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを4つ生け贄に捧げる。)
真実の解体者、コジレックがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
12/12
以後、旧コジレック
Kozilek, the Great Distortion / 大いなる歪み、コジレック (8)(◇)(◇)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたの手札にあるカードの枚数が7枚未満である場合、その差に等しい枚数のカードを引く。
威迫
点数で見たマナ・コストがXであるカードを1枚捨てる:点数で見たマナ・コストがXである呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
12/12
以後、新コジレック
ジェネラルとして使用する際の違いを挙げてみよう。
①ドロー
旧コジレック
4枚のドローが固定。
手札が7枚以上あろうが、無かろうが必ず4枚はドロー出来る。つまり無限マナとサクり台があれば無限にドローが出来る。
新コジレック
手札が7枚になる様にドロー出来る。
つまり手札が3枚以下の状態であれば4枚以上のドローとなるのでパフォーマンスは悪くない。
初キャストで10マナに達する状況であれば、大抵手札は0〜2枚程度まで減っているので5〜7枚のドローは見込める。
ライオンの瞳のダイアモンドで手札が0枚になっても7枚引き込み事が出来る。
ただし、無限マナからサクり台を出しても手札に土地が7枚詰まればドローは止まってしまう可能性が高い。
②攻撃力
旧コジレック
滅殺4がついており、殴られた相手は4枚のパーマネントを生贄に捧げなければならない。
つまり、トークン等で横並びしていなければ壊滅的なダメージを受けてしまう。
本体に回避能力は無いので、ブロックは容易くされてしまう。
新コジレック
滅殺は付いていない。
持っているのは威迫のみで2体以上でないとブロックされない。
ジェネラル一辺倒のデッキ相手だと心強いがこちらも横並びのデッキには物足りない。
③制圧力
旧コジレック
破壊耐性無し
滅殺で1人の盤面を減らす事は出来るが他2人には全く干渉は出来ない。
1ターンに1人ずつ殴って盤面を減らしていく必要がある。
新コジレック
破壊耐性無し
打ち消し能力が付いている為、ゲームに干渉出来る。
サイクロンの裂け目のような全体除去カードにも対応が出来、盤面を増やされる心配があるものやエンドカードにのみ打ち消しをすればゲームを有利に運べる。
以上の違いから結果はこのようになるだろう。
①ドロー 引き分け△
②破壊力 旧コジレック○
③制圧力 新コジレック○
旧コジレックも新コジレックも差別化はしっかりと出来ており、どちらが強いというよりは使いたい人は好きなコジレック選べばいいだろう。
コンボ、攻撃軸なら旧コジレック、コントロール軸なら新コジレックという感じだろうか。
ちなみに筆者はゲームへの干渉の出来なさを嘆いていたので、圧倒的に新コジレック派である。
ではまた。
2種類の中でジェネラルにするならどちらの方が強いかというツイートだ。
某天使屋では4年前のゲートウォッチの誓い発売段階で言及されていた。
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《大いなる歪み、コジレック》をジェネラルにしたらどうか?
という意見もあったが、
テストプレイを何度かしてみて、
元祖のほうの《真実の解体者、コジレック》のほうが、
安定した勝ちとドローだった。
《大いなる歪み、コジレック》は威迫(1体でブロック不可)があるので、
ジェネラルダメージは狙いやすさがあるものの、
滅殺が無い分だけ制圧力に欠け、決定打となりにくい。
元祖コジレックの滅殺4は1回でも殴れたら、
そのアドバンテージは大きいため、
新コジレックのほうではいささか力不足だった。
"
参考文献: https://cardshop-serra.com/material/column/6706
それでは各コジレックのテキストを確認してみよう。
Kozilek, Butcher of Truth / 真実の解体者、コジレック (10)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、カードを4枚引く。
滅殺4(このクリーチャーが攻撃するたび、防御プレイヤーはパーマネントを4つ生け贄に捧げる。)
真実の解体者、コジレックがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
12/12
以後、旧コジレック
Kozilek, the Great Distortion / 大いなる歪み、コジレック (8)(◇)(◇)
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたの手札にあるカードの枚数が7枚未満である場合、その差に等しい枚数のカードを引く。
威迫
点数で見たマナ・コストがXであるカードを1枚捨てる:点数で見たマナ・コストがXである呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
12/12
以後、新コジレック
ジェネラルとして使用する際の違いを挙げてみよう。
①ドロー
旧コジレック
4枚のドローが固定。
手札が7枚以上あろうが、無かろうが必ず4枚はドロー出来る。つまり無限マナとサクり台があれば無限にドローが出来る。
新コジレック
手札が7枚になる様にドロー出来る。
つまり手札が3枚以下の状態であれば4枚以上のドローとなるのでパフォーマンスは悪くない。
初キャストで10マナに達する状況であれば、大抵手札は0〜2枚程度まで減っているので5〜7枚のドローは見込める。
ライオンの瞳のダイアモンドで手札が0枚になっても7枚引き込み事が出来る。
ただし、無限マナからサクり台を出しても手札に土地が7枚詰まればドローは止まってしまう可能性が高い。
②攻撃力
旧コジレック
滅殺4がついており、殴られた相手は4枚のパーマネントを生贄に捧げなければならない。
つまり、トークン等で横並びしていなければ壊滅的なダメージを受けてしまう。
本体に回避能力は無いので、ブロックは容易くされてしまう。
新コジレック
滅殺は付いていない。
持っているのは威迫のみで2体以上でないとブロックされない。
ジェネラル一辺倒のデッキ相手だと心強いがこちらも横並びのデッキには物足りない。
③制圧力
旧コジレック
破壊耐性無し
滅殺で1人の盤面を減らす事は出来るが他2人には全く干渉は出来ない。
1ターンに1人ずつ殴って盤面を減らしていく必要がある。
新コジレック
破壊耐性無し
打ち消し能力が付いている為、ゲームに干渉出来る。
サイクロンの裂け目のような全体除去カードにも対応が出来、盤面を増やされる心配があるものやエンドカードにのみ打ち消しをすればゲームを有利に運べる。
以上の違いから結果はこのようになるだろう。
①ドロー 引き分け△
②破壊力 旧コジレック○
③制圧力 新コジレック○
旧コジレックも新コジレックも差別化はしっかりと出来ており、どちらが強いというよりは使いたい人は好きなコジレック選べばいいだろう。
コンボ、攻撃軸なら旧コジレック、コントロール軸なら新コジレックという感じだろうか。
ちなみに筆者はゲームへの干渉の出来なさを嘆いていたので、圧倒的に新コジレック派である。
ではまた。
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